プロジェクト計画

上図の解説
内部統制は@全社レベル統制A業務プロセス統制BIT全般統制の3つの統制に分類して文書化
を進めます。各々の統制に分類される組織内の業務の対応を示した図です。
業務プロセスで取引が発生すると、その内容はシステム部門が管理する情報システムへ登録管理
され経理財務部門へ情報が集約され経営陣に提供され貸借対照表、損益計算書となって外部へ
公開される事を示しています。
プロジェクトの計画 (業務プロセス統制とIT全般統制の計画)

内部統制のプロジェクト計画は、上図の様にプロジェクト・プランニングからクロージングまでの
作業工程を行う事になります。
各工程では多くの人が作業に参加する事になりますので記述する文書フォーマットを標準化し
テンプレートを作成して実施する事が重要です。
業務プロセス、IT全般統制のスコーピング作業が的確に行われているか検証する事が重要
です。スコーピング作業を実施するに当たり業務プロセス統制では勘定科目の洗い出しと
勘定科目に緋もづく業務プロセスの洗い出しが困難を極めるでしょう。
IT全般統制のスコーピングについても全社レベルでの情報システム一覧表を作成する必要
があり、この一覧表を作成する事に時間を費やされる事でしょう。
パイロットを含めその後の工程に大きく影響を与えるスコーピング(対象業務、対象システム
の絞込み)作業は正確な情報収集が鍵となります。
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